迷子~他人事ではありません!もしものために備えましょう。~

こんにちは!
VeC獣医師の渡辺です。

 

先日、自由が丘動物医療センターに「一人でうろうろしているワンちゃんがいる」と、通りすがりの方が駆け込んでいらっしゃいました。 
フレンドリーだけどちょっと怖がりさんで、最初はずっと尻尾が脚の間で丸まっていました。
どういういきさつで一人でウロウロしていたのかは分かりませんが、さぞ怖かったことでしょう。

通常、迷子になってしまった動物を保護した際は、まず警察に連絡します。飼い主さんも探していて、警察や保健所に問い合わせている可能性もあるためです。
今回は保護した時点ではまだ捜索願などは出ていなかったようですが、首輪をしていてしかも狂犬病予防接種済の鑑札も着けてくれていたため、役所に問い合わせれば飼い主さん情報などはすぐ分かる見込みが高く、そのまま警察署のほうでお預かりしてもらうことになりました。 

 

今回は、このように心優しい通りすがりの人に見つけていただき、身元が分かる情報も身につけてくれていたので良かったのですが、全ての迷子の子がそうとは限りません。

 

先週は代官山動物病院に「首輪とリードが着いているが、飼い主が周囲におらず一人でウロウロしていたわんちゃんが車にはねられた。」という連絡がありました。
すぐ病院に運んでいただきましたがすでに心配停止の状態で、心臓マッサージや人工呼吸、注射を用いての蘇生を試みましたが、残念ながらそのままお亡くなりになりました。

その子は身元を特定する情報がなかったのですが、飼い主さんが探して警察に行っていた事もあり、後から身元は判明しました。
病院にお迎えにいらした際に飼い主さんが、「普段はずっと私の横に付いているのに、突然逃げ出してしまって…。何がきっかけだったのか分からないんです。」とおっしゃっていました。

 

今回保護したわんちゃんの件で警察の方と話したのですが、たとえ保護したわんちゃんが首輪をしていたり明らかに飼い犬と分かったとしても、「犬の身元が分かる情報(鑑札など)がある」か、「飼い主さんが探して警察に問い合わせる」かしない限り、警察側から身元を特定する方法は無いそうです。

わんちゃんが花火や雷の音でびっくりしてしまって突然逃げ出してしまう、というのは良く聞く話ですが、人間には分からないきっかけで、普段からは想像も付かない行動を取ることもあります。
いつ何時、皆さんのわんちゃんが迷子になるとも限りません。他人事ではないのです。
その時に備え、首輪などに犬鑑札や狂犬病予防注射済票(飼い犬登録時や、毎年の狂犬病接種後に受け取る、小さな金属のプレートのようなもの)など身元の分かるものを普段からつけるようにしてくださいね。

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