●短頭種気道閉塞症候群+咽喉頭炎●
夜に呼吸が苦しく寝られない症状(睡眠時無呼吸)があり、日中も苦しくて失神を起こしてしまうパグ
11kg→8kg(27%減量)
減量とネブライザーで呼吸状態が改善しました。呼吸が楽になったことで運動量も増え、今は、食事量を多くしても代謝が良くなっているので太らない体になりました。
喉のレントゲンで見ても減量の効果が確認できます↓
減量前↑
減量後↑
減量後のレントゲンでは咽頭背側の脂肪(赤丸)が減って気道が開存しています。(矢印)
短頭種はもともと喉の構造が狭いので少しでも脂肪がつくと呼吸がしにくくなります。
いびきが大きくなったり、げっ、げーっと吐くような仕草が多くなったり、ちょっと動くとガーガーと呼吸音が大きくなったりと気になる症状が目立ってきたら要注意!
見た目だけだとわかりにくい喉の構造をまずはレントゲンで確認しましょう。※
(※必要に応じて他の検査も組み合わせ、その症状が肥満以外の問題で引き起こされていないかどうかも確認して対応していきます)