ワンちゃん、ネコちゃんと一緒に生活をしていて、突然尿が出なくなった!なんて症状はこの寒い時期、非常によくみかけます。
じゃあそんなときどうすればいいのでしょうか。
まずは下の項目を見てください。
①トイレに行って排尿姿勢を取るが、尿が出ない
②よく考えたら、まる一日尿が出ていないかも・・・
③なんだかぐったりしてきた
④嘔吐がある
⑤意識がもうろうとしてきた
①から⑤に行くほど緊急性が増します。
この症状は尿道閉塞が強く疑われるので、できれば①か②の状態で病院へ連れて行ってあげてください。
③以降は尿毒症の症状なので、かなりの危険が差し迫っています。
尿道閉塞になったら病院での開通処置をできるだけ早くしないと、腎臓に重大な障害が残ります。
場合によっては命の危険さえあります。
ですので、尿が出ないときはできるだけ早く病院へ連れて行ってあげましょう!
とにかく早く病院へ行くことが大切です。
尿道は男の子の方が長いので、尿道閉塞は男の子の方が圧倒的に多いです。
また、冬に多いです。
原因は尿石や腫瘍、膀胱炎による血餅などさまざまですが、早く対処することがとても重要な病気なので、ぜひ記憶の片隅に入れておいてください。
ではまた、みなさんよい年末をお過ごしください!
寺村靖史