こんばんは!GREENDOG東京ミッドタウンクリニック院長の井上です。
突然ですが、「学会」ってなんでしょう?
動物病院の先生って、よく学会行ってますよね。
いったい学会って何なんでしょうか?
学会とは…
小学館 日本大百科 全書(ニッポニカ)
学術研究を目的とした、学者の組織や団体あるいは会合のことをいう。学会の役割は、研究者に研究の発表、情報・意見の交換などの場を提供し、その成果を機関雑誌に発表することである。この役割によって研究発表、討論の成果が迅速にしかも多くの人々に伝達されることになる。
日本最初の学術団体としては、1873年(明治6)に森有礼(ありのり)らによって結成された明六社(めいろくしゃ)があげられる。そして、翌1874年に機関誌『明六雑誌』が創刊され…
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ここでは研究者、学者になっていますが、獣医療従事者(獣医師、動物診療助手など)も概ね同じです。
獣医療従事者の仕事とは、先人が積み上げてきた知見を基にしつつ、自らも新しい発明発見をして、それをまた業界の発展のために提供する、という営みが基本となっています。
「巨人の肩に立つ」という言葉もありますが、まさに我々は先人の数々の偉業(治療法、薬、医療機器…)を学び、それを基本にして日々の診療と真摯に向き合っています。
そこで観た景色をまた共有することで、業界の発展から、その先にある多くの動物、ご家族の幸せにつながっていく。
そのようなコミュニティの一つが、学会だと認識しています。
学会、大切ですね…
獣医皮膚科学会に関しては、獣医皮膚科領域の最新の知見を学んできました。
(今回は自身の研究の共有は出来ていません。次回は必ず。)
第22回学術大会・総会のテーマは「皮膚免疫」
免疫療法の実際
アトピー性皮膚炎とマイクロバイオーム
WAVDガイドラインからマラセチア皮膚炎診療のアップデート
などなど…
どれも本当に有益な内容ばかりで、満ち足りた時間を過せました。
おなかいっぱいです。
これら学びを活かし、明日からまた精進してまいります。
学会の内容に関しては、こちらのブログで小出しにしていきますね。
ではでは