喉頭鏡検査

症例

嚥下痛、食欲不振と呼吸困難で来院した猫の症例

喉頭鏡の所見とウイルスPCR検査によりウイルス感染性の急性喉頭炎と診断された。

嚥下痛、食欲不振と呼吸困難で来院した猫の症例
症例の喉頭所見:喉頭に浮腫、腫脹があり気道を閉塞(矢印)している(左)
正常の喉頭所見:気道(◯)が開存(矢印)しているのが確認される(右)

適応症例

臨床症状から喉頭の動きに問題がある、もしくは閉塞の可能性がある症例。レントゲン検査で喉頭に構造上の異常が疑われる症例。

*誤嚥を繰り返す、鳴き声がかすれる、食べ物が上手く飲み込めない(嚥下障害)、嚥下痛、ゲーゲーいう、オエェ〜ペッとおじさんの痰を出すような仕草をする、呼吸困難(カーカーヒューヒューという音が呼吸とともにする)、など

診断可能な疾患

喉頭腫瘍、喉頭麻痺、喉頭炎、喉頭虚脱、異物、喉頭の構造異常など

呼吸器科について

呼吸器科担当スタッフ