腫瘍科Oncology
腫瘍科Oncology
高齢犬、高齢猫でこんな症状が出始めたら要注意。動物病院を受診してください!
私たちがパートナーの腫瘍のトラブルの改善をサポートします。
血液検査ではわからない肺転移の確認や、肝臓・脾臓・腎臓など、腹腔内臓器の形を確認します。骨の腫瘍や脾臓、甲状腺の腫瘍などは血液検査では判断ができないので画像検査のほうが有用です。
CT検査は基本的には全身麻酔のもとで実施いたします。CT検査と後述の病理組織学的検査を同時に行う場合があります。(CT検査、2018年秋導入予定)
体表や腹腔内のしこり、リンパ節の異常については、まずは針で細胞の表情を確認する検査を行います。リンパ腫や肥満細胞腫など、独特な顔つきの細胞が採取される場合はこの時点で診断を下せる場合があります。針生検に麻酔は不要です。
病理組織学的検査(パンチバイオプシー、切除生検、腹腔鏡生検など)多くの腫瘍は針生検だけでは判断がつかず、しこりの一部(もしくは全て)を採取して病理検査で確定診断を得ることとなります。しこりの場所や予想される腫瘍の種類によってご提案する採材方法は様々です。
原則、腫瘍の治療法は外科・抗がん剤(薬物療法)・放射線の3本柱です。当院では一般的な軟部・整形外科と薬物療法が可能です。手術、抗がん剤、分子標的治療など、個々の状況にあわせた選択肢をご提案します
腫瘍の種類によっては放射線療法が有効な場合があります。その場合、各大学病院や日本動物高度医療センターなど、二次診療施設をご紹介させていただきます。関東は地方に比べ放射線療法を選択できる地域的利点があります。麻酔や通院のご負担などデメリットはありますが、動物たちの症状緩和と予後のため、放射線療法も積極的に考えていただきたいと思っております。
痛みの管理や栄養も大切です。緩和治療(完全な根治が目的ではない治療)の場合もしっかりと対症療法(症状にあわせた治療、痛み止めや吐き気止め、点滴など)を行い、一緒に暮らす時間をよりよいQOLですごせるよう、支援いたします。
乳腺腫瘍、肥満細胞腫、リンパ腫、軟部組織肉腫、肛門嚢腺癌、肛門周囲腺腫、精巣腫瘍、脾臓腫瘍・血管肉腫、甲状腺腫瘍、上皮小体腫瘍、副腎腫瘍、肝臓腫瘍、肝細胞癌、骨肉腫、口腔内腫瘍、メラノーマ、線維肉腫、鼻腔内腫瘍、胃腸の腫瘍・腺癌、腎臓腫瘍、扁平上皮癌、膀胱腫瘍、移行上皮癌、前立腺癌、肺腫瘍、肺腺癌、組織球肉腫、慢性リンパ急性白血病、形質細胞腫、多発性骨髄腫、インスリノーマ、浸潤性脂肪腫
東京ミッドタウンクリニックは画像検査機器を備えておりません。お手数をおかけしますが、詳細な検査や治療は自由が丘動物医療センターおよび代官山動物病院でさせていただきます。腹腔鏡、CT検査は自由が丘動物医療センターで承ります。(CT検査は2018年秋導入予定)
大変恐縮ではありますが、お話のみで1時間をこえる(予約枠を2つ使う)場合、別途相談料を頂戴いたします。ご了承ください。
言葉を話せない動物たちだからこそ、いざ病気になった時、「飼い主としてどうしてあげれば一番良いのか」、「負担はどのくらい」、「できるだけやってあげたいけど…それでどこまで生きられるのだろうか」、、、最もよく聞かれる質問です。
すべての家族、すべての子にそれぞれの答えがあると思います。
根拠のある情報とホスピタリティをもって、真摯にアドバイス、治療をさせていただきます。
※自由が丘動物医療センターにて受付致します。