手術

手術に関しては、代官山動物病院・自由が丘動物医療センターにて承っております。
自由が丘動物医療センターでは、パートナーに負担の少ない
腹腔鏡手術を行っております。
※GREEN DOG東京ミッドタウンクリニックでの手術については局所麻酔で体表腫瘤・イボを取る範囲となります。
不妊手術についての解説
女の子の場合
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猫
生後6ヵ月程度になると(個体差はあります)、発情を迎えます。避妊手術はその頃から可能です。猫の場合は、一度発情を迎えると、短期間で発情を繰り返すことがあり、発情時の大きな鳴き声や、甘えた行動が頻繁に起こる傾向にあります。大きな鳴き声は人に迷惑をかけることがあったり、本人にとっても発情はストレスとなります。 また、子宮卵巣があることによって、産婦人科の病気のリスクが高まります。猫の場合、乳腺腫瘍を発症すると、80%は悪性の癌で、手術をしても間に合わないケースが多いです。 これらのことを予防するために当院では避妊手術をおすすめしています。 -
犬
生後5~6ヵ月(個体差はあります)になると、初回発情を迎えます。避妊手術はその頃から可能です。犬の場合、発情の周期は半年に1回で、手術はその間の時期をおすすめしています。 また、初回発情の前に避妊手術をすると、乳腺腫瘍の予防効果は、初回発情前なら99%、1回発情後なら92%ですが、2回発情後は74%と急激に下がります。しかし、それ以降の年齢でも、早めの手術がより予防効果があるというデータもあります。また、避妊手術をしないと、将来的に子宮蓄膿症になる可能性もあります。 病気の予防をするために避妊手術をおすすめします。
男の子の場合
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猫
生後6~7ヵ月になると(個体差はあります)、尿スプレーの行動が見られることがあります。
部屋の壁やいたる所に尿をスプレーします。この行動は、定着すると去勢をしても治すことが困難になるため、尿スプレー行動が見られた際は早期の去勢をおすすめします。
オスの場合、去勢をすると、尿の臭いを軽減する効果もあります。 -
犬
生後6~7ヵ月になると(個体差はあります)、足あげ排尿を始めます。それに伴い、マーキングも始まることがあります。これらの行動は、室内の壁や床を汚し、人との生活に支障をきたす場合があります。また、この行動は定着すると去勢をしても軽減はできても完全に治すことは困難になることがあります。これらの行動が見られた際は早期の去勢をおすすめします。
また、去勢をしないと将来的に精巣由来の病気にかかる可能性があります。前立腺肥大や前立腺膿瘍、前立腺癌、肛門周囲腺腫、肛門周囲腺癌、精巣腫瘍、会陰ヘルニアなど。
陰睾(潜在精巣)の場合(精巣が正常の位置に降りてきていない状態のこと)、精巣の腫瘍化の可能性がさらに高くなります。お腹の皮膚の下にある精巣も、腹腔内にある精巣も、摘出することをおすすめします。
ご予約、診察のご相談は下記病院へお問い合わせください。
代官山動物病院 自由が丘動物医療センター